安心・快適なドライブに 今やっておきたい愛車のチェック3大ポイント

今年は5月から夏日が多く、厳しい夏を予感させる気候が続いています。
梅雨が明けるといよいよ本格的な夏到来。人に厳しい暑さはクルマにも厳しいのです。
そこで夏のドライブや帰省の前にやっておきたいのが愛車の健康診断。すぐにできる3大ポイントをお教えします。

日常点検ではタイヤの空気圧をチェック。ガソリンスタンドでも空気圧を測り補充もできますが、自分でやったことのない人はアップガレージへ。スタッフに声をかければ簡単に調べられます。

タイヤで一番気にすべきは溝の深さとゴムの劣化です。溝は新品タイヤなら、種類によりますが約8~10ミリ程度。写真のようにすり減ってスリップサインが出たら交換です。また溝が残っていても、使用期間の長いタイヤはゴムが劣化してヒビ割れが起こりますが、これも危険なサイン。発見したら即交換が安全です。

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クルマに付けたままでもタイヤチェッカーで溝を測れます。

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ゴムが劣化したヒビ割れ。タイヤバーストの原因になります。

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溝が減ると見えるスリップサイン。これはもう限界のサインです。

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空気圧も簡単に測れます。お気軽に声をかけてください。

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東京タイヤでは4本セットで9,990円(税込み)から(名古屋中川店)。

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タイヤ交換の際にホイールも変えてインチアップがおススメ。その際は無料試着をご利用ください。ピットですぐに試せます。(岡崎宇頭店)。

出先でトラブルに見舞われないようにエンジンを快調に保つには1にオイル、2にバッテリーです。オイルのチェックはボンネットの中のオイルゲージで。クルマを平らな場所に停めて5分以上待ってから調べます。

バッテリーは3年程度で寿命を迎えるので、バッテリー上がりで困る前に予防的に定期交換がおススメ。

ボンネットを開けたついでにウォッシャー液の補充もしておきましょう。噴水のようなマークのついたキャップがウォッシャータンクの注ぎ口です。

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エンジン横にあるオイルゲージでオイルの量と汚れ具合をチェック。

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先端の印まであれば量はOK。ウエスに着いたオイルに黒っぽいカスが混じっていると汚れているので要交換と考えましょう。

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バッテリーはシールで製造年をチェック。6ケタの数字の最初の4ケタが月日、次の2ケタが製造年です。「060313」なら、2013年6月3日製造ということです。

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噴水のようなマークのキャップがウォッシャータンクへの注ぎ口。ウォッシャー液もアップガレージにあります。

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アップガレージ店でも店舗によりバッテリーも在庫があります(名古屋中川店)。東京タイヤでも一部を除きバッテリーを扱っています。

意外と忘れられるのがワイパー。雨の日にワイパーを使ってガラスに拭きムラ(水の筋)が残るようなら交換時です。ワイパーのゴムは大気中の成分で劣化するので、使っても使わなくても1年に1回は交換したいですね。

雨の夜にガラスがギラついて見にくくなるのは油分が付着しているから。これは油膜落としのクリーナーできれいにできます。

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これはブレードごと交換するタイプ。手早く簡単に交換できます。

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安く済ませるなら、少々手間ですがゴムだけの交換品もあります。

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左:アップガレージ店はワイパーの交換パーツを各種サイズ取り揃え(青葉台本店)。
右:洗車用品など消耗品もお安く並んでいます(岡崎宇頭店)。