快晴の中、土曜日の予選が行われた。ストレートが長くNSXとは相性の良い富士だが、セットアップが決まらず、Q1を走った松浦選手が苦戦。結果、1’37.848で23位スタートに。
決勝の日曜日は怪しい空模様。小林選手がグリッドに着くころには雨が降り始めたのでウエットタイヤを選択。スタート時には雨が強くなりセーフティーカー(SC)先導でレースを開始したが、雨が強まり14周目に赤旗中断。再開された後は小林選手の追い上げで、一時は9番手までアップ。30周前後から各チームがピットイン。18号車はピットインを遅らせて様子見だが35周目にピットイン、スリックタイヤに変えて松浦選手に交替。このタイヤ選択が正解で、順位を上げてゆく。が、次のピットイン時にピットロード上で止まったマシンに塞がれタイムロス。ここから交代した小林選手がプッシュするがポイントには届かず、最終的に12位でゴールした。
予選の土曜日は真夏のように暑く、タイヤのマッチングに各チームとも苦労が続く。18号車は公式練習では11番手につけ、予選に期待がかかる。午後のQ1は小林選手がアタックし4周目に1’59.887を出したところで赤旗中断。この時点では16位とギリギリ。再開後、再びアタックするもタイムを短縮できず、23位で終了した。
決勝は松浦選手でスタート。前日同様に暑くタイヤには厳しい状況。ここで18号車はハードタイヤを選択して、ピットインのタイミングの自由度をあげて順位アップを狙う。
レース中盤にさしかかる辺りで事故が発生しSC導入に。18号車はSC直後のピットの混雑を避けてピットイン。後半は小林選手がドライブしプッシュ。なんとか15位までアップしてチェッカーを受けた。ここまで3戦、完走してはいるものの予選の一発の速さに欠け苦戦が続く。次のタイではQ2に進み、ポイントどころか表彰台を目指したいところ。タイまで届く皆さんの応援をお願いします。