1993年にシルビアの6代目として登場。S13よりボディが拡大され3ナンバーとなったが、デートカーとして大ヒットした先代に比べ人気はイマイチ。最近では手頃なFRとしてチューニングのベースに大人気。海外にも輸出されるため中古車相場は上昇中という。
いまのS14シルビアは今年の4月に学校の先輩から買ったもの。その前はS15だったけど、もともと父親が乗っていたクルマだった。「18歳で免許を取ってS15シルビアをもらったとき、親父は100系のマークIIを買ったんです。FR好き(笑)」。
「クルマの前に16歳でバイクの免許を取ったときはモンキーで遊んでましたが、その時も親父が使わないパーツをもらっていじってましたね。一人っ子なんですが、クルマやバイクが好きになってうれしかったみたいです」。
マークⅡも、「僕がS15をつぶした時にもらって、しばらく乗ってました。親父はレースには出ないけどドリフト好き」。ご近所にも同じような趣味の人が多くて、レーシングカートをもらったという。「お金のかからない英才教育ですね(笑)」というが、恵まれた環境だったのではないでしょうか。
ドリフトは小学生のころからやりたくて、免許を取ったらすぐに始めようとずっと思っていたので、S15はそのベースになったのだ。「自分でロールバーを付けたり、いろいろ加工してドリフト仕様に」作っていったが、残念ながらつぶしてしまった。つなぎにマーIIに乗った後、いまのS14を先輩から譲ってもらったのが今年の4月。
「マークIIにもセフィーロなどにも乗ったけど、結局シルビアが一番軽いしお金がかからないからお手頃ですね。人気があるからパーツも多いし、いじりやすい」と大満足。このS14はほぼ完成した状態で買ったけど、色々壊れたときにはアップガレージでパーツを買って修理している。ホイールなどもアップガレージで探したのもだそうだ。
ドリフト練習のガソリン代とタイヤ代はバイトで稼ぎながら、学ドリには出続けたいという飯森さん。エアコンの無いクルマだから、暑い季節は窓を全開、雨の日も全開だそうです。ガンバレ青春!ここにあり、ですね。
父親はまたシルビアを買っていじってる(笑)。親子で好きなことをしてると母親には放っておかれてる感じだけど、これ以外に趣味がない(笑)。
東京都町田市鶴間7-1-1 グランノエル南町田1F
042-788-1166