クルマ自分流 カスタム&ドレスアップカー オーナー訪問記

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ボディの周囲をエアロが囲み、19インチホイールとタイヤが引き締まった印象を与える。タイヤはフロントが215/35R 19、リアが225/35R 19。

トヨタ 86(初代:2012年4月~)

  • 全長×全幅×全高=4240×1775×1300㎜
  • エンジン=FA20型 水平対向4気筒直噴DOHC
  • 排気量=1998cc
  • 最高出力=200ps
  • 最大トルク=20.9kgf‐m
  • ミッション=6MT/6AT

トヨタが2012年2月に発表した久々のライトウェイトスポーツ。トヨタにとってはトヨタスポーツ800(ヨタハチ)以来の水平対向エンジンのスポーツカー。スバルとの共同開発で、スバルではBRZとして販売されている。水平対向エンジンによる低重心、軽量ボディで「直観ハンドリングFR」コンセプトを実現した。

手入れの行き届いた黒いボディの86でご登場は下田さん。この86は何とマニュアルミッションで、「マニュアルで乗りたいから86に。黒と赤の内装も良いし、コンパクトなボディも乗りやすい」と満点評価です。

このクルマを買う時には、以前乗っていたシルビアも考えたそうですが、現在ではなかなか程度の良いクルマは見つからないので86に。マニュアルが選べるのは外せない条件でした。というのも「昔、マニュアルのシルエイティに乗って楽しかったから」。

下田さんはクルマ好きだし運転が好きで「免許を取った10代の頃は中距離トラックのドライバーをやったこともあります。3年くらい仕事して、その後は病院をルートで回って検体を回収したり届けたりするドライバー」も3年くらいはやったとのこと。この時の体験があるから、今でもマニュアルで乗りたいと思うし、「何より運転が楽しい」のだそうです。

86を購入したのは2020年3月。それ以降、カスタマイズに凝ってます。まずはエアロパーツを取り付け、ホイール・タイヤを交換。リアランプは後期型のユニットと交換し、室内もアレコレとカスタム化。これらは全てアップガレージの「東村山店で購入したり、取り寄せてもらったもの。取り付けも全部お願いしてます。アップガレージは知らなかったけど、クルマ好きの友人に同行して初めて知って、楽しい店だなって」。以来、休みの日に一人でも訪れてパーツを物色されているようです。

ちなみにご友人は地元の入間店に行くのですが、「私の86は入間店は無理。歩道の段差を越えられなくて(笑)」。車高調を低めにセットしたせいで、買い物などに行くお店も決まっちゃうようですが、そんなことよりもカッコよく楽しく乗る方が重要。何でも「ブランドのバッグを買うならリアウイング(笑)」とか思っちゃうくらいクルマ愛が強い方でした。

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室内はステアリング、シフトノブと、ペダル類も交換した。

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エアクリーナーを交換。ストラットの頭頂部にBrizの車高調の一部が見えます。

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リアランプは後期型(この86は前期型)に交換。

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エアロにわざわざ穴をあけて牽引フックを付けた。遊びだそうです。マフラーも交換済み。