MOTOR SPORTS 2 アップガレージスタッフドライバー編

昨年、セントルイスで優勝した時のポディウムの写真。今年も優勝を目指す。

2023年はTEAM UPGARAGEとして参戦
トヨタ86に35GTRのVR38DETTをボアアップして搭載し今年も優勝を！

今シーズンはTEAM UPGARAGEとして参戦する田口選手。車両制作とメンテナンスは、今年で6年目のタッグとなるJerryYangRacing（ジェリーヤンレーシング）。マシンは昨年から使用しているScion FRS（トヨタ86 ZC6）で、これに搭載するのはニッサン35GTRのVR38DETTをボアアップして1300馬力！を出すモンスターエンジン。タイヤは昨年同様のGTRadial Champiro SX2 RSで、サイズはフロントが245/40R18、リヤは295/40R18。

昨年はエンジントラブルでノーポイントで終わったレースが2戦あり、これが後々、ランキングに大きく響いた。今年はしっかり対策して「より多くの勝ちを狙ってゆく」と躍進を誓っている。

同じくセントルイスでの追走のシーン。

セントルイスで優勝後にインタビューを受ける田口選手。もう堂々たる受け答えです。

2022年の開幕戦、JN5クラスにアップした初戦の走りです。

今シーズンも全日本のJN5クラスに参戦
すでにシーズンが始まり、第2戦に参戦してDay2ではトップに

昨年に引き続き、今シーズンも全日本ラリー選手権のJN5クラスに参戦する吉原選手。

チーム名は「MATEX-AQTEC RALLY TEAM」でコドライバーの小藤桂一選手とペアを組むことに。マシンはカヤバDUNLOP CVT Yarisとなる。

全日本ラリー選手権は既にシーズンが始まっており、吉原選手は開幕戦は不参加だったが、3月3-5日に開催されたJAF全日本ラリー選手権 Rd.２「新城ラリー2023 Supported by AICELLO」に参加。結果は、LEG1ではSS2でベストタイムを奪取し良い流れに乗ったが、SS3でタイヤが脱落するトラブルがあり、やむなく競技続行を断念。デイリタイアとなりました。続くLEG2では、メカニックの頑張りでタイヤを修復、再出走できたうえにトップでフィニッシュ！デイポイントを獲得することができました。

「悔しい結果となりますが、タイムでは速さを示すことができておりますので、次戦以降しっかり準備し優勝を目指して参ります」（吉原選手）。次は4月14-16日に佐賀県で開催されるJAF全日本ラリー選手権「ツール・ド・九州in唐津」へ参戦予定。

レーシングスーツを着てキメた吉原選手。

2022年の関東ジムカーナ大会での競技場面。この大会に優勝して年間チャンピオンを決めた。

昨年にジムカーナ初参戦ながら関東地区チャンピオンに！
今季は全日本ジムカーナ選手権にステップアップしBC1クラスに出場

石澤選手がジムカーナを始めたのは大学時代。自動車部に入部したところ、部としてジムカーナに参戦していたことから始まった。

JAF公認の選手権となる大会には昨年初めて参戦し、関東地区でJG3（FF・2L以下）クラスのチャンピオンを獲得した。今年はその勢いをかって全日本のBC1（FF・改造無制限）クラスに参戦する。

2022年関東ジムカーナ大会で優勝した、その表彰式の記念カット。

コーナー立ち上がりでアクセルを開けウイリー状態に。

今シーズンもST1000クラスや鈴鹿8耐に参戦
スポットでは全日本最高峰のJSB1000クラスにも参戦することに

昨年はST1000クラスにステップアップした中村選手。今年もST1000クラスにチーム「MATSUBARACINGPROJECT ＆ RS-ITOH」より参戦。また鈴鹿8耐のEWCクラスにも参戦するが、こちらはチーム「KRP三陽工業 ＆ MATSUBA RS-ITOH」から。同じチームからのエントリーで第2戦「鈴鹿2＆4大会」のJSB1000クラスにもスポットで参加することとなった。

昨年は上級クラスの壁に当たった中村選手だが、今年の走りはいかに。

ピットで一休み、の中村選手。