もともとはセリカの派生車種として国内ではセリカXX名で発売された。1986年に3代目のA70型にモデルチェンジしたが、このとき同時に名称も輸出名と同じスープラに統一。1993年デビューのA80型ではエンジンが2JZ系に変更されパワーアップ、ミッションも国内初となる6速MTを搭載した。
Crooooberで募集したオートサロンの展示車にご応募いただき、見事に選ばれた野中さんのスープラ。クルマもオーナーも会場の中でひときわ目立っていました。
始まりは野中さんが免許を取った時のこと。初めてのマイカーなので、軽カーでも買うつもりで近くのトヨタに行ったら「ウチは軽は扱っていません」と言われて、その時目の前にあったのが70スープラ。「カッコいい!私これを買う」と即決です。ご本人いわく「インスピレーションというか…。たまたまAT車だったから限定免許の私でも乗れたんです」と、スープラを最初のマイカーに!
その後、免許の限定を解除してMT派に。そして80スープラを乗り継ぎ、今のクルマは3台目の80スープラになるという。「途中でFDやマークIIに乗ったことがあるけど、半年経たずに売っちゃいました。いいクルマだとは思うけど、何か刺さるものがなくて」。刺激が足りなかったんですね。速さもそうだし、いかにもコックピット然としている運転席周りが好きなんだそうです。
このスープラはもう8年目。これまでにカスタム化には約300万円ほどかけて試行錯誤してきた。このボディカラーにしたのは昨年の1月で、それからはシートをレカロにしたり、インパネ周りを換えたり一気に進んだという。「ボディカラーに合わせてトータルコーディネイトしたかったんですが、基本のボディカラーがばっちり決まった」ので、あとはスムーズに行ったのだ。
もちろんアップガレージもご存じで、店舗にはパーツを探しに毎週通ったことも。今回はCrooooberでホイールを探しているときに募集告知を見て、「ちょっと応募してみようかと」軽い気持ちでエントリーしたら、選ばれたのでした。
スープラ大好きな野中さんは「ドライブにしょっちゅう行きます。東名を西に走るのが好きで、それでおいしいものが食べられたら満足」という。途中のPAで子供たちに囲まれるのがけっこう嬉しいのだそうだ。
只者ではないオーラを発散している野中さんだが、保険会社で経理の事務をする会社員。しかし、休日はコンパニオンの仕事もするのだとか。