アップガレージが4輪だけじゃないことは知っているよね。アップガレージには「ライダース」というバイク乗りの強い味方となる専門店がある。そんな専門店に通うオーナー達も紹介しようというのがこのコーナーなのだ。
GSX-R750を先祖に、エンジンのストロークを延長し、フレームやスイングアームを強化したボディと組み合わせて2001年にGSX-R1000がデビュー。2005年型(K5)では、デビュー以来2度目のフルモデルチェンジを受け、エンジンは998.6ccまで拡大。178psに向上したパワーでパワーウエイトレシオは0.93㎏/psに。このモデルでスズキはスーパーバイク世界選手権にワークス体制で出場。チャンピオンのドゥカティを破りタイトルを獲得した。
今回ご登場の奥寺さんは、アップガレージマガジン23号に親子でご登場いただいた方。当時はマッハIIIにはまって十数台保有していたのだが、さて、今の状況は?
今回のGSX-R1000を買うきっかけは、コンビニの駐車場で見て「オッ、カッコいい」で買うことに。「それまでは旧車オンリーだったから、レーサーレプリカは初めて」買ったのです。これが3年前のこと。以来、このタイプのバイクも順調(?)に増え、NSRも好きで250が3台あるという。一度買うと「愛着がわいて手放せなくなっちゃうからたまって」いくのです。
その結果、現在保有しているのは「マッハIIIが3台、Z2が1台、スズキGT750が1台、カワサキW1が1台、W3が1台、あとマッハIIIの500も1台。GSXが今日乗ってきたのと、ほかにも2015年式が1台、これが一番新しいバイクですね。あ、ゼファーもあった」という具合。同じようにバイク好きな父親と共有しているが、クルマもあるのでガレージが狭くなり、昨年、自分でガレージを増築。
ただ、これだけあるのに親子ともツーリングは好きじゃないというのも不思議…。奥寺さんは、このGSXでは自宅近くの筑波山まで走りに行くことが多いが「うちからホントに近いので往復して4、5キロ(笑)。一番遠くまで行ったのは、確か霞ケ浦大橋までかな。片道40キロくらいで往復しても80キロ(笑)」。雨が絶対に嫌で「雨の中で乗ったことがない。だから遠出もしない」ということのようです。
ラインナップには依然として旧車が多いので、相変わらずパーツ探しにはライダース店を頼りにしていただいているとのこと。「何かパーツがあれば買っておこうと、つい見に来ちゃう」のだそうです。
結婚してお子さん3人のお父さんに。こうなるとバイクで外出は無理なので、家族用にはセダンを。でもバイクはすっかり楽しみのためのツールになっています。
レーサーレプリカに乗るようになってからMVアグスタやドゥカティが欲しくなった。旧車は最近値上がりが激しくて、もう買える値段じゃなくなってきたのが悩み。
茨城県つくば市二の宮1-23-2
029-860-5711