2019年SUPER GT Reports

ウエイトハンディがリセットされる最終戦
タイヤ無交換作戦も視野にいれハードタイヤでQ1に勝負をかけた18号車

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スタート直後の1コーナーは無事にクリア。

今シーズン最後になる茂木250km。ここではウエイトハンディが無くなり、開幕戦同様にガチンコ勝負で雌雄を決するレースになる。18号車も最後を締めくくるレースをすべく、いつもにも増して気合十分で茂木にやってきた。

予選Q1は小林選手が担当。コースに出て4周目に1’47.863で暫定12位に。他車もタイムを出してくる中、6周目に再度アタックした結果1’47.411を出して15番手。が、この後はタイムを更新できずに19位で終了した。

予選では不利なハードタイヤを選択しており、そのまま決勝で使うことから、条件が許せば決勝はタイヤ無交換も選択肢に入れていた。

翌日の決勝レースは松浦選手がスタートドライバー。中盤からだったが良いスタートですぐに16番手まで浮上。その後、若干の順位の変動があったが20周目にピットインし小林選手に交替。本来はタイヤ無交換でジャンプアップしたいところだったが、前半で摩耗が激しく、4本とも交換して20位でコースに戻った。ここから小林選手がプッシュしたが波乱は起こらず、最終的に19位でゴールを迎えた。

NSX GT3にマシンを変更して迎えた2019年シーズンだったが、年間ランキングは昨年を下回る15位に。チーム全員が必死の努力をしても、報われない場合があるのは仕方ないことですが、来年は必ずや努力が成果になるようにさらなる成長を遂げてお目にかかります。今年もたくさんの声援をありがとうございました。そして来年も熱い応援をお願いします。

また今年で10周年を迎えたドリエンは、これを機にいったん活動を休止することになりました。もてぎが最後のステージになるので、大勢のファンが集り大変な盛り上がりの中送っていただきました。これまで応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました。

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Q1に向かう小林選手。

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ピットイン後、果敢にプッシュする小林選手。

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グリッドガールはゆうみんが勤めました。

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ピットインの燃料補給、タイヤ交換はメカニックの腕の見せどころ。

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ドリエンのミニライブには熱い声援が。

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【左】松浦選手の一発芸、珍しいものが見られました。【右】いもドリのステージも人気です。

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ドリエングッズのサイン会が大盛況。

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小林選手の誕生日を祝ってケーキを…(顔に塗りました)。


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チャンピオンの記者会見。左3名が500クラスチャンピオンのLEXUS TEAM LEMANS WAKO’S、右3名が300クラスチャンピオンのARTAチーム。

1年間戦ってきた集大成となるもてぎの最終戦。チャンピオン争いに決着がつくレースになる。ここまで500クラスは6号車WAKO’S 4CR LC500が70ポイントで1位、37号車KeePer TOM’S LC500が63ポイントで2位につける。300クラスは55号車のARTANSX GT3が61.5ポイント、96号車のK-tunes RC F GT3が47ポイントで追っていた。両クラスとも計算上は他にも候補はあったが、実質的にはそれぞれ2台の争いだったと言える。

この後の展開が劇的だった。500クラスの6号車はQ2で2位、ライバル37号車は4位。ポールポジションは37号車と同じトムス陣営の36号車!

決勝はスタート直後からバトルが続いたが、レース後半には37号車がトップに浮上し、6号車は36号車にフタをされてしまう。トムスのチームプレイに阻まれたのだが、38周目に300に引っかかった36号車に並び、最終コーナーでは曲がり切れずに2台ともコースアウトしながら競った結果、6号車が前に出て2位に上がった。チャンピオンが決まった瞬間だった。

一方300クラスは予選で大波乱。逆転を狙う96号車がQ1でスピンして、Q2に進めなかったのだ。55号車は予選4位と優位に立ち決勝へ。決勝はポールポジションを取った720号車が消え、予選3位の65号車がトップに。このまま逃げ切るかに見えたが、なんと最終ラップゴール目前でガス欠に!後ろに付けていた11号車が逆転優勝を果たした。55号車は4位でゴールし順当にチャンピオンに決まった。

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レースも後半の38周目のバトル、WAKO’S山下選手が制してチャンピオン獲得。

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300クラスチャンピオンのマシンARTA NSX GT3。


Po No. Driver Machine Tire Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6 Rd.7 Rd.8 Total
1 55 高木真一
福住仁嶺
ARTA NSX GT3 BS 8.5 15 5 2 6 5 20 8 69.5
2 96 新田守男
阪口晴南
K-tunes RC F GT3 BS 10 20 6 11 11 58
3 11 平中克幸
安田裕信
GAINER TANAX triple a GT-R DL 20 2 3 3 20 48
22 18 小林崇志
松浦孝亮
UP GARAGE NSX GT3 YH 10 2 1 13
Po No. Driver Machine Tire Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6 Rd.7 Rd.8 Total
1 6 大嶋和也
山下健太
WAKO'S 4CR LC500 BS 3 11 21 25 5 5 15 85
2 37 平川亮
ニック・キャシディ
KeePer TOM'S LC500 BS 4 15 15 10 11 8 20 83
3 23 松田次生
ロニー・クインタレッリ
MOTUL AUTECH GT-R MI 8.5 16 14 11 3 52.5

FormulaDrift 2019シーズンが終了

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1000psオーバー同士の追走です。タイヤは1周でなくなるとか。

昨年からアメリカのFormulaDriftにフル参戦しているアップガレージ田口選手。2019年シーズンは、年間ランキングが15位(昨年は24位)の成績で終了した。

今年の最終戦は10月18,19日にカリフォルニア州アーウィンデールで開催された。田口選手は予選の単走を32台中9位で通過。決勝の追走トーナメントは1回戦は勝ったものの2回戦で敗退しTOP16で終わった。

今年は決勝トーナメントへの進出が増え、追走でも勝つ場面が増えてきたことがポイントにも反映、ランキングが上昇できたという。これは来シーズンに期待が持てますね。

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アーウィンデールのレースで選手紹介を受ける田口君。

RANK CAR
No.
DRIVER Rd.1 Rd.2 Rd.3 Rd.4 Rd.5 Rd.6 Rd.7 Rd.8 TOTAL
LONG BEACH ORLANDO ATLANTA NEW JERSEY MONROE ST. LOUIS TEXAS IRWINDALE
Q F Q F Q F Q F Q F Q F Q F Q F
1 130 James Deane 5 48 2 32 3 64 3 64 5 80 6 100 6 80 3 64 565
2 151 Fredric Aasbo 2 64 6 32 6 100 5 80 1 32 5 80 2 64 2 32 513
3 723 Aurimas Bakchis 3 100 3 100 3 48 3 32 2 32 3 48 5 48 3 64 497
4 215 Piotr Wiecek 4 48 4 48 3 48 3 48 6 100 3 64 4 48 3 48 482
5 411 Ryan Tuerck 3 16 2 32 4 80 2 100 4 32 3 64 1 48 4 48 443
15 123 Kazuya Taguchi 1 16 1 16 2 16 1 32 1 16 1 32 3 32 2 32 204