クルマ自分流 カスタム&ドレスアップカー オーナー訪問記

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STI Sport専用色のWRブルー・パールに赤の差し色が映える。ヘッドライトやテールランプはLEDにユニットごと交換。

スバル レヴォーグSTI Sport(2016年~2020年)

  • 全長×全幅×全高=4690×1780×1490㎜
  • エンジン=FA20型 水平対向4気筒直噴DOHCターボ
  • 排気量=1998cc
  • 最高出力=300ps
  • 最大トルク=40.8kgf-m
  • 変速機=スポーツリニアトロニック

新型車として2014年に発売されたレヴォーグ。レガシィが大型化したため、5代目レガシィとほぼ同寸で当初は国内市場専用として登場。STI Sportは2016年にレヴォーグの最上級グレードとして登場。ビルシュタインのダンパーを採用し、本革シートが標準などワンランク上の装備が特徴。安全装備のEyeSightが話題を呼んだ。

昨日ディーラーから納車されたばかりか、と見間違うような新車同様に見えるレヴォーグは桜井さんの愛車。これでも2016年式で、約1年前、昨年の7月に購入されたとのこと。ちなみに、この前のクルマもレヴォーグだった。「免許を取って最初のクルマはワゴンRでした。次はソリオ。これは車中泊もできるし使い勝手がよく便利」で気に入っていた。

ある日、友人のフォレスターに乗せてもらったら「良かった。水平対向エンジンが独特のフィーリング」で気に入ってしまったのです。その後レガシィを知り、買い替えるときはツーリングワゴンを探したが、良いのがなくレヴォーグに。「レヴォーグは思っていたより速かったし、荷物も積めるし人も乗れるし、万能」で、今ではすっかりレヴォーグ党になり、2台を乗り継ぐほどのファンに。

今のクルマは、購入した時にショップに頼んでボディにコンパウンドをかけ、汚れをきれいに落とし、さらにコーティング。だからこのコンディションなのです。以来、週に1回は洗車を欠かしません。

もちろんパーツは好みに合わせて交換。ホイールをSTI純正オプションの18インチに交換、オーディオ系はナビを換え、アンプを追加、スピーカーも交換した。変わったところでは、エアコンのパネルをスバルの違う車種と交換。「メータなどの照明が赤系なのにエアコンのパネルが白っぽかったので揃えるため」とこだわりが見えるところ。

これらのカスタマイズのパーツはアップガレージ店でお買い上げとのこと。「いまのクルマについているパーツは、大体このつくば店で買ってますね。見て歩くのが楽しいので、このお店以外にも柏沼南店、千葉八千代店、茨城筑西店、水戸店辺りまでは行きます」と、お店巡りを楽しむ。

実家暮らしなのでお小遣いに余裕があるという桜井さん、何とも羨ましいカーライフを楽しんでいらっしゃいます。

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エアコンパネルを交換。ステアリングの間からのぞくパドルシフトは、標準のパドルにエクステンションを付けた。

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ホイールは純正オプションの18インチ。ナットの赤がアクセントになっています。

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リアのトランク下のスペースにアンプを設置。良い音で聞くための努力は惜しまない。


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ホイールはアップガレージで購入したP-1レーシングと交換。自作ステーで取り付けたフォグランプの収まりは自然です。

ホンダ インテグラタイプR(4代目:2001年~2006年)

  • 全長×全幅×全高=4385×1725×1385㎜
  • エンジン=K20A型 直列4気筒DOHC i-VTEC
  • 排気量=1998cc
  • 最高出力=220ps(R-Spec)
  • 最大トルク=21.9㎏-m
  • 変速機=6MT

1985年にクイントインテグラとしてデビュー。当時では珍しい全車DOHCエンジンというスポーティカーで人気に。今回取材のインテグラは2001年にフルモデルチェンジした4代目のモデル。この前に廃止されたプレリュードの市場も担うためにやや大型化し、3ドアクーペだけで登場した。最大の特徴は、小林さんが魅了されたVTECエンジンで、いかにもホンダ製らしい高回転型で他に類を見ないものだった。

最近では珍しい部類の武闘派に見えるインテグラタイプR。最高出力を8000回転で出すという、市販車ではホンダ以外では考えられないスペックのエンジンを載せたクルマですが、これにほれ込んだのは小林さん。

きっかけは「親から譲り受けたフィットでした。実用車だけど高回転まで回っちゃうエンジン。回すとちょっと違うんですよね」と、これでホンダ車にはまったという。で、よりVTECらしいエンジンを積んだインテグラに白羽の矢が立ったのです。購入したのは2018年の12月。クルマ自体は2001年式でした。

たとえばトヨタの86とか、新しいスポーツタイプの車種もあるけど、「同じ新しいクルマならシビックのタイプRに行っちゃう。VTECが好きなんですね。でも大きいし高いから(笑)」多分変えるつもりはないとのことで、インテグラをいじって楽しんでいるのです。

このクルマを購入してからは「ボンネットをカーボン製に変えて、エアクリーナー、ホイールも交換」。フロントのフォグランプはワゴンRのフォグランプを流用して、ステーはアルミ板を加工して取り付けた。「何となくできるかなと思って自作したけど、割とうまくいった(笑)」自信作です。さらにはサブウーファーをフィットから移植。配線なども自分でやりました。

クルマいじりの友は、やはりアップガレージ店です。いま履いているP-1レーシングのホイールなどはアップガレージ店で購入したとのこと。お住いの地元からは水戸店が近いのですが、「ドライブがてらつくば店に来ることも多いかな。特定のパーツを探しに来るわけじゃないけど、気に入ったパーツがあるとつい買っちゃう(笑)」というお得意様ですね。取材日も、ドライブのついでに立ち寄ったところを撮影させていただきました。なんでも車高調を交換したいのだそうです。

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フロントボンネットはカーボン製に変えて軽量化。

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エアクリーナーはTOPFUEL製に交換。

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トランク下にサブウーファーを設置。

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テールランプもLEDタイプに交換、アップガレージ店で購入。