2008年のフルモデルチェンジ時の際、それまでのアルファードVの後継としてデビュー(名前が変わったわけです)。アルファードに対して力強さや先進性を特徴としており、よりアグレッシブなデザインを採用している。2011年のマイナーチェンジでフロント、リヤのデザインを変え、装備の充実を図った。2015年にフルモデルチェンジで2代目がデビューした。
小雨の駐車場で、このクルマだけ浮き上がって見えた、鮮やかなイエローのヴェルファイア。オーナーの田野さんは、なんと近くの園田競馬場に所属する騎手だという。「小学生の時、体験乗馬に行って馬が好きになったんです。それから乗馬を習いに行ったところ、周囲に騎手志望の子供が多くて、自然に自分もそうなりました」。その後、さらに騎手の学校に行き、卒業時に騎手試験に合格!
騎手デビュー後、最初のクルマはbBだったが、「bBを買う前からヴェルファイアが欲しかったんです」。たまたま知人に紹介してもらったショップに行ったところ、展示してあったこのクルマのエアロが気にいって「一目ぼれ」して即買い替えしたのが2年前。エアロなど外装は買った時点で今の状態に作られていた。
購入後にホイールを変え、モニターを増設するなど手を入れてきた。モニターはヘッドレストに組み込み済みのものを購入したが「配線をシートの中を通す作業などは自分で」行った。ボディカラーを変えたのは今年になってから。夢のクルマであるランボルギーニなどイタリア車のイエローをイメージした色調で、個性が際立っている。だが「まだ理想にはほど遠くて、今の状態で60~70%くらいの満足度」という。この日は足回りに手を入れるためにスペーサーを探しに来店。「もっとタイヤを出して、ボディと面一になるくらい」にして存在感を出したいのだとか。アップガレージ店では、LEDやHIDを買ったりウーファーを売りに来たりと、必要に応じて便利に利用されてる様子。
騎手として多いときは年間500レースくらいは乗ると聞きビックリ。なかなかハードな仕事なんですね。でも実力次第で望みが叶う魅力もあるんです。「ワゴンRから一気にBMWに乗り換えた先輩も」いると伺いましたが、ランボルギーニ目指して勝ち続けてください。
夢をかなえて騎手になった田野さん。実は馬と騎手には相性があり、乗る騎手によって馬が速くなったりするんだとか。まあ、生き物同士ですから好ききらいが出ても不思議じゃないですね。
兵庫県尼崎市名神町3丁目3−13
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