2017 UPGARAGE MOTOR SPORTS NEWS

Photo

今季最終戦の茂木のレース。土曜日の予選は晴れ、Q1は中山選手が走り1’47.552で4位に。1位とは0.727秒の差だった。続くQ2は川端選手が走り1’47.465を出したが7位に。Q1より条件の良いQ2はポジション争いが激化、大幅にタイムが短縮したのだ。

翌日の決勝も晴れ、路面はドライ。18号車は中盤のスタートなので、前半はソフトタイヤで飛ばし、早めにピットインして後半にかける作戦に。

川端選手でスタートしたが1周目に大きな誤算が起きた。3コーナーで前後と左を囲まれた18号車は行き場がなく後退。14位までダウンしてしまった。ここから挽回しようと頑張るが、茂木では追い抜きは難しくポジションキープで周回が進んだ。

この後、予定通りに16周目にピットインしタイヤ交換、給油、中山選手に交代してコースへ。ここから他車がピットインするたびに順位を上げていくが、28周目に3コーナーで、後ろを走るクルマに当てられるアクシデント!スピンが避けられずに順位を落とす。

後は少しでも順位を上げるべく中山選手が必死に追い上げるが、ハンドリングに影響が出ており追撃も困難に。結局16位でゴールしたのだった。最後の表彰台に上がろうと力の入ったレースだったが、予想外の結末でシーズンを終了した。今季のランキングは、ドライバー19位、チーム18位だった。皆さん、1年間の応援ありがとうございました。心より御礼申し上げます。

Photo

1周目の3コーナー入り口。既にアウト側に追いやられている。

Photo

グリッドガールはりーのんが務めた。

Photo

予選開始前にセットアップを変更。

Photo

Q1終了後に状況を説明する中山選手。

Photo

ピットイン後、追い上げる中山選手。

Photo

後続の10号車に追突されスピン。

Photo

サーキットでは今年最後のライブ。1月のオートサロンには出ますよ。

Photo

2017年を振り返るとストレスの溜まる1年だった(笑)。去年はそこそこ手応えがあって、今年はさらに上を狙えると期待をもって挑んだシーズンだった。でも、1回も表彰台にのることがなく、上位争いもできず、レースになっていないこともあったし。戦えたのは2戦くらい。期待があっただけにガッカリ感が大きいね。そんな中で記憶に残るといえば鈴鹿かな。結構手ごたえを感じてた時に燃料系のトラブルが出たけど。菅生も2位スタートだったけど当てられちゃったし。

結果を求めていくには最低限Q1は突破しないと話にならない。来季に向けマシンのアップデートや体制づくりをさらに進めていきますよ。(文責:編集部)