クルマ自分流 カスタム&ドレスアップカー オーナー訪問記

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スズキ・エブリィワゴン(H20年式)H23年購入

  • 全長×全幅×全高=3395×1475×1795(1860)mm
  • エンジン=直列3気筒DOHC(ターボ)
  • 排気量=658cc
  • 最高出力=49~64ps
  • 最大トルク=6.3~9.7kgm

(2代目=2005年8月~2014年3月)

スズキのロングセラーであるワンボックスタイプの軽乗用車。長年の愛用者も多く、ビジネス利用も多いため質実剛健、使いやすさ第一で代々作られてきた。

日系ブラジル人の河原さんは日本に来て12年になる。仕事で来日して以来、ずっと日本暮らしだそうだ。取材の日はアップガレージ名古屋中川店で開催されたカスタムカーコンテストに出品するために来店。

自慢のクルマはエブリィワゴンで、一目でわかるボディ全体を覆うイラストと、メインカットに写っているリヤのオーディオが自慢。このエアブラシのイラストは、なんと友人と一緒に自分で描いたというからすごい。「ボディのオールペイントと同時に手をつけて約3カ月かけて完成させた」のだ。聞くと日本に来てから専門学校に通っていたとのことで、手伝ってもらった友人はその先生。確かに素人離れした仕上がりで、ショップに頼んだといっても納得しちゃうくらいキレイに描けてます。

クルマは「四角いボディが好き」なので、このエブリィはデモカーを見に行って気に入りオデッセイから乗り替えた。「四角い、ハコのクルマはデザインがカッコイイでしょ。もし買い替えるとしたら、次はbBが欲しい」というくらい四角にこだわりがある。

もっとも以前は速いクルマに興味がありスカイラインやシルビアにも乗っていたことがある。でも「一緒に暮らしている彼女に文句を言われた」のでスポーツタイプは卒業したという。だからクルマいじりは、チューニングよりもドレスアップが中心で、このエブリィもエンジンなどはノーマル。ただし車高調は組み込んであり、取り付けは自分でやったとのこと。

アップガレージ店にはパーツを見によく来るといい、エブリィに付けている車高調やエアロ、オーディオ、テールランプなどはすべてアップガレージで見つけたもの。「やはり安く買えるし、品物が多いから選べるのが嬉しい」とお気に入りの様子。母国にはないアップガレージで、カーライフを思う存分楽しんでいるのだ。

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ボンネットにはガスマスクを装着した兵士(?)のイラスト。ボディサイドにはスナイパーが描かれミリタリーテイストが溢れる。

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リヤハッチを開けると巨大なウーファー2発やミッドレンジのスピーカー、アンプなどが目に飛び込む。扉から突き出ているアートな拳はLEDの照明入りで夜は光るのだ。