アリストの2代目。新規のプラットフォームで開発され、このプラットフォームはその後のトヨタセダンの基本に。2代目には初代にはあったV8エンジンがなく、アメリカのレクサスモデルには「GS400」名で存在した。この2代目を最後にアリスト名は消滅、以後はレクサスGSとして販売されている。
駐車場に姿を見せる前から、その音で近づいているなって予感させた佐伯さんのアリスト。現れた姿を見てびっくり、いまだかつて見たことのないカラーリングでした。特徴的と言えば特徴的ですが、ご本人は「目立ってなんぼだから。だから目撃情報は半端じゃないですね(笑)。よく言われますよ、お前○○にいただろうって(笑)。今はSNSが盛んだから、あっという間に情報が回って、知らない人からも『さっき○○にいましたね』って。悪いことはできないんです(笑)」。
このカラーリングはオリジナリティを追及して考えた結果だという。白ベースにボンネットは艶消しの黒、そこに赤い模様を追加してアクセントに。赤の模様はラップ塗装で、同じ模様はできないから唯一無二のカラーリング!
ところで、そもそもなぜアリストなのかをたずねると、「フロントとリヤのデザインがかっこいいし、全体のフォルムもきれい」。100系チェイサーから買い替えたのですが、このクラスのセダンでは、トヨタで数少ないスポーツセダンというのもポイント。クラウンは親が乗ってるから同じじゃつまらないし、ということでアリスト以外はないのだとか。
こだわったのはノンターボであること。「ノンターボの方が音が好きだから」探して見つけたのが今のクルマ。なんでも10周年アニバーサリーの特別仕様車で5速ATが付いているという。
アリストのカスタマイズはまだまだこれからで「とりあえずは車内を作りたい」とのことで、車内の撮影はNGでした。外装だと「オーバーフェンダーを少しいじって、もっとインパクトを出したいんですよね」。つまりは、もっと盛りたいということ。加工はすべて自分で行い「発泡ウレタンで形を作って合わせて、うまくいったら硬化剤で固めて…。時間はかかるけど、クルマに時間がかかっても全く気にならない」。
アップガレージはパーツを買うだけじゃなく、「オーディオなどで相談に乗ってもらえるのがいいですね。けっこう仲良くしてもらってます」と相談相手としてもお役に立っているようです。これまでにパーツ代でざっと200万円くらいはつぎ込んだ愛車。もし替えるならレクサス版のV8アリストが欲しいという。
「クルマ以外に趣味はない」ので、休みの日には自分のクルマをいじっているか友人のクルマをいじる手伝いをしているか。
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