アップガレージが4輪だけじゃないことは知っているよね。アップガレージには「ライダース」というバイク乗りの強い味方となる専門店がある。そんな専門店に通うオーナー達も紹介しようというのがこのコーナーなのだ。
ドゥカティのモンスター900は、モンスターという名前で最初に発売された車種。当時はカウル付きのスポーツバイクが多かったドゥカティだが、ネイキッドタイプとして登場し、その特徴的なデザインで人気を得て主力車種に。以後、細かな改良を加えながら2002年まで販売。同年に後継の1000と交代した。
ドゥカティに乗って登場された鈴木さんは、本企画初になる教習所の教員の方。仕事では2輪や4輪の運転を教えているだけあり、大型2種までのライセンスを所有しており、ないのは大特と牽引だけとか。
バイクよりも仕事に興味を惹かれていろいろお尋ねしましたが、「いま教習所のバイクコースは女の子が増えているんです。比較的若い世代で、深夜のTV番組の影響です」らしい。鈴木さんの勤務先では教習の生徒のざっと3,4割は女性とのこと。
でバイクですが、ドゥカティです!バイクには二十歳過ぎから乗っていた鈴木さんですが輸入バイクは初めて。故障とかに心配はあったものの、「それも覚悟して一度は乗ってみようと思い、ポチっと」やってしまいました。そうなのです、このバイクはネットで購入したもの。形としては個人間売買ですね。
「そろそろ大型に乗りたくなってハーレーかドゥカティを探していたら偶然目に止まった」のがこのバイク。1998年式を2014年に買ったのですが、走行距離は1万8000キロ!ネットの個人間取引で高額商品は危ないことが多いのですが、鈴木さんは大当たりですね。
いまのところドゥカティはそれほどいじっていないが、今後はマフラーを変えたいし、ポジションがしっくりこないのでバックステップも変えたいと思っている。そこでアップガレージ。クルマをいじるときにいろいろパーツを購入したので今度もパーツを探しに来ている。
普段の乗り方を伺うと、「九十九里が近いので、朝起きて天気が良いとフラッと行ったりする」とのこと。仕事は土日が忙しいので平日が休みなのだが、ツーリングには平日のほうが渋滞が少なくて都合がよいとのこと。羨ましいですね。羨ましくないのは仕事柄自己規制がとても厳しいこと。「特にスピード違反は絶対にダメです。自分でやったら生徒に『スピード違反はダメですよ』なんて言えませんから」。でもこのドゥカティはパワーがあって速いので「高速の料金所からの加速でも油断ができない」のが悩ましいところ。何でも年に1度は運転経歴書なるものを提出する義務があるのだとか。つまりは、違反をすれば必ずバレるんだそうです。皆さん順法運転はドライバーの義務ですよ。
鈴木さんはスピードに対する興味は特別強いほうではないというが、教員仲間にはフラストレーションが溜まるとサーキットに行く人もいるという。ですよね。
千葉県千葉市中央区新宿1丁目28−27
043-238-2345