クルマ自分流 カスタム&ドレスアップカー オーナー訪問記

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ホンダS2000 AP1型(1999~2009年)

  • 全長×全幅×全高=4135×1750×1285㎜
  • エンジン=F20C型・水冷直列4気筒DOHC VTEC
  • 排気量=1997cc
  • 最高出力=250PS
  • 最大トルク=22.2kgf・m

ホンダが創立50周年記念として1998年に発表、1999年4月から販売開始した、S800以来29年ぶりのFRスポーツ。特徴は9000rpmまで回るエンジンで、この時のピストンスピードはF1並みで話題になった。ミッションは6速MTのみという硬派のスポーツカーだった。

ついに登場しましたホンダS2000!オーナーの大橋さんは他にもマツダのロードスター(NA・初期型)をお持ちで、なんとオープン2シーターが2台!プラスBMWの320を街乗り用に持っているという、羨ましいカーライフを実践中なのです。「オープンの2台はサーキット走行用に購入したもの。と言ってもS2000は街乗りにも使ってますけど」。

なんでも友人に誘われて筑波1000に走りに行ったら楽しくて、「一時期は月に1,2回は行っていた」ほどはまったという。サーキットで「どうやってタイムを削ろうか」と考えるのが楽しいのだそうです。確かにサーキットでラップを重ねるときって、雑念無しにコーナーを攻めちゃいますよね。

ということでクルマはサーキット用にあちらこちらと改造。「ロールバーを付け、シートを交換し、サス、バネも交換してます」。この時悩ましいのが「S2000はサイズが特殊で、ホイールなどは合うものが少ないんですよ」。それに台数も多くは出ていない車種なので、ますます選択の余地が狭まってしまうのだ。

しかし今では「スタッフの人と仲良くなったので、『いいのが入りましたよ』って連絡をもらえるんです。情報が入ってくることが重要ですからね」と、アップガレージを上手にご利用いただいている様子。この取材を行った筑波店はご自宅から近く、「何も用事がなかったら毎週来てますよ。中古パーツは出会うかどうかだから、まめに通わないと当たらない(笑)」、そうなんです。

また、ネットで調べてアップガレージの「他店にある在庫を取り寄せてもらえるのがすごく助かる」と、取り寄せサービスも活用。

ところで、ボンネット上のアレはなんですか?「アンテナじゃなくて角なんです。このクルマは真正面から見るとザクに似てるので、そのイメージで角を付けました(笑)」サイドのイラストも某有名キャラをイメージしたもの。「要するに痛車にしたかったんですよね。だから電飾を付けたいとか思ってましたよ(笑)」。

サーキットでタイムアタックをするために基本は押さえてチューニングしたS2000。でも角があり、でかでかとキャラクターのイラストが描かれた不思議なクルマでした。

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ボンネット先端にはアンテナならぬ“角”をはやす。

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ホイールはやっと見つけたレイズのCE28。ショック、バネも交換済み。足回りもほとんどアップガレージで。

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リアのウイングはスリットのある2段式に交換。

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ハンドルはSPARCOのバックスキン巻きに交換。アップガレージで購入。

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ドライバーズシートはレカロに4点式シートベルト。これもアップガレージ。

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S2000の痛車は見たことがありませんが、ご本人は満足。