さらなる速さを求め、セットアップを大幅に変更して挑んだ第5戦富士。想定通りの効果が出ないままQ1に。ドライバーは川端選手。苦労しながらも公式練習よりはタイムを縮めたが、それでも24位。セットアップを以前の富士に近いものに戻し決勝にかけることに。
スタートドライバーは川端選手で、開始直後に2台にかわされてしまったが、その後ペースを上げ18位に上昇。20周目に中山選手と交替。給油だけでタイヤは無交換で時間を短縮。さらに中山選手の追い上げもあり、全車のピットが終わった段階で7位まで浮上!
このまま逃げ切りたいところだったが、50周を過ぎたあたりからタイヤがきつくなったのがラップタイムに表れ始めたのだ。タイヤを変えたGT3勢の速さには対抗できず、最終的に11位でゴール。惜しくもポイント獲得はならなかった。
第5戦が終了し、半分を過ぎた2017年のレース。前半戦のレース結果をまとめてみた。
GT500クラス | GT300クラス | |||||
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開催日程・大会名 | No. | 車名・ドライバー | No. | 車名・ドライバー | ||
Rd.1 | 4月8・9日 | 岡山国際サーキット 300㎞ |
37 | KeePer TOM'S LC500 平川亮/ニック・キャシディ |
4 | グッドスマイル初音ミクAMG 谷口信輝/片岡龍也 |
Rd.2 | 5月3・4日 | 富士スピードウェイ 500km |
38 | ZENT CERUMO LC500 立川祐路/石浦宏明 |
51 | MS P.MU Lmcorsa RC F GT3 中山雄一/坪井翔 |
Rd.3 | 5月20・21日 | オートポリス 300km |
36 | au TOM'S LC500 中嶋一貴/ジェームス・ロシター |
25 | VivaC 86 MC 松井孝允/山下健太 |
Rd.4 | 7月22・23日 | スポーツランドSUGO 300㎞ |
1 | DENSO KOBELCO SARD LC500 ヘイキ・コバライネン/平手晃平 |
11 | GAINER TANAX AMG GT3 平中克幸/ビヨン・ビルドハイム |
Rd.5 | 8月5・6日 | 富士スピードウェイ 300km |
8 | ARTA NSX-GT 野尻智紀/小林崇志 |
55 | ARTA BMW M6 GT3 高木真一/S・ウォーキンショー |
Rd.6 | 8月26・27日 | 鈴鹿サーキット 1000km |
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Rd.7 | 10月31・11月1日 | タイ・チャンサーキット 300km |
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Rd.8 | 11月14・15日 | ツインリンクもてぎ 250㎞ |
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第5戦終了時点のドライバーランキング1位 | 36号車 ジェームス・ロシター(44ポイント) | 4号車 谷口信輝/片岡龍也(50ポイント) |
D1グランプリの第3戦筑波(6/24・25)ではDOSSと感覚が合わずに予選に突入。結果24位で予選突破はならず。第4戦舞洲(7/21・22)の特設コースでは思い切った走りが得点に結びつき予選は10位、単走ファイナルは8位で追走へ。追走のベスト16、1回戦はGT-Rの末永正雄選手。先行ではパワー差で引き離され、2本目の後追いで盛り返したが逆転まではいかず惜しくも敗退。最終順位は11位。
フォーミュラDの第3戦富士(7/28・29)は単走予選を19位で通過。追走ベスト32の1回戦は勝ちあがるも2回戦のベスト16で横井昌志選手と対戦。900PSと戦ったがおいて行かれ残念ながら敗退。総合13位に。