クルマ自分流 カスタム&ドレスアップカー オーナー訪問記

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通算4台目のS15シルビア。このクルマは今までとは違いもう3年も乗っている。

ニッサン シルビア
(S15オーテックバージョン H11年10月~)

  • 全長×全幅×全高=4,445×1695×1285㎜
  • ホイールベース=2525㎜
  • エンジン=SR20DE 直列4気筒DOHC
  • 排気量=1998cc
  • 最高出力=200ps
  • 最大トルク=21.8㎏-m
  • 変速機=6速MT
  • 駆動方式=FR

手頃なFRのスポーツクーペとして今でも人気のS15シルビア。S14で拡大されたため不評だったボディサイズを、再び5ナンバー枠に戻したのが最大の特徴。渡邉さんのオーテックバージョンは平成11年10月から追加されたモデル。スペックSをベースに各部にファインチューニングを行い、エンジンはノンターボながら200psまで引き上げられた。

高校時代までは野球一筋だったという渡邉さん。卒業してやることがなくなり免許でも取ろう、クルマを買おうということに。最初のクルマはAE101だった。このころ「イニシャルDを読んで、やってみたいと思って富士スピードウェイのコースを走ったんです。でも101はFFだからサイドターンくらいしかできないからAE86に」買い替えて、さらにドリフトの道をまっしぐらに進むことに。

S15を最初に買ったのは21歳の頃。以来4台を乗り継ぐが「僕は車検が近づくか1年くらい乗ると、何故かやらかして(笑)。廃車、廃車と続いて…。部品だけはそっくり外して次のクルマに」。まあ怪我がないのが何よりですが、「峠で車体がくの字になるほどやっても、このくらいでメゲてられるかって思う性格(笑)、後先考えないで行っちゃうんです(笑)」と、屈託がない。

いまのS15はストリートリーガルクラスくらいまで行けるようにエンジンを作っているという。ヘッドだけがノーマルで、カムを変え、腰下を変えエアーフローをバキュームセンサーに変更。タービンはこれから変える予定。足回りも車高調を始め、抜かりなく手を入れています。

実は、このS15の他にもう1台180SXも所有しており、「180は完全にドリフト仕様の競技車両に作ってあります」というから、どれほどドリフトに打ち込んでいるかわかろうというもの。

「アップガレージは、ここにGTパーツ館があったころから来てます。いま一番買うのは走行会で傷めやすいタイロッドとかのパーツです。曲がっちゃいますからね。あとはシリコンホースとか、他店では普通においていないパーツがあるのは助かります」と便利にご利用いただいている様子。

このS15は街乗りにも使うが「慣れだから別につらくはないですね。ただエアコンは外してあるので暑さには弱い(笑)」とのことでした。

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オーテックバージョンはノンターボだったがターボを追加してパワーを追求。

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シートを変えロールゲージを組み込んだ室内。

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前後のオーバーフェンダーは後付けだが、パーツの精度が高くビス用の穴あけくらいしか加工は必要なかった。

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競技用に軽量化をはかり、ただいま工事中。