手頃なFRのスポーツクーペとして今でも人気のS15シルビア。S14で拡大されたため不評だったボディサイズを、再び5ナンバー枠に戻したのが最大の特徴。渡邉さんのオーテックバージョンは平成11年10月から追加されたモデル。スペックSをベースに各部にファインチューニングを行い、エンジンはノンターボながら200psまで引き上げられた。
高校時代までは野球一筋だったという渡邉さん。卒業してやることがなくなり免許でも取ろう、クルマを買おうということに。最初のクルマはAE101だった。このころ「イニシャルDを読んで、やってみたいと思って富士スピードウェイのコースを走ったんです。でも101はFFだからサイドターンくらいしかできないからAE86に」買い替えて、さらにドリフトの道をまっしぐらに進むことに。
S15を最初に買ったのは21歳の頃。以来4台を乗り継ぐが「僕は車検が近づくか1年くらい乗ると、何故かやらかして(笑)。廃車、廃車と続いて…。部品だけはそっくり外して次のクルマに」。まあ怪我がないのが何よりですが、「峠で車体がくの字になるほどやっても、このくらいでメゲてられるかって思う性格(笑)、後先考えないで行っちゃうんです(笑)」と、屈託がない。
いまのS15はストリートリーガルクラスくらいまで行けるようにエンジンを作っているという。ヘッドだけがノーマルで、カムを変え、腰下を変えエアーフローをバキュームセンサーに変更。タービンはこれから変える予定。足回りも車高調を始め、抜かりなく手を入れています。
実は、このS15の他にもう1台180SXも所有しており、「180は完全にドリフト仕様の競技車両に作ってあります」というから、どれほどドリフトに打ち込んでいるかわかろうというもの。
「アップガレージは、ここにGTパーツ館があったころから来てます。いま一番買うのは走行会で傷めやすいタイロッドとかのパーツです。曲がっちゃいますからね。あとはシリコンホースとか、他店では普通においていないパーツがあるのは助かります」と便利にご利用いただいている様子。
このS15は街乗りにも使うが「慣れだから別につらくはないですね。ただエアコンは外してあるので暑さには弱い(笑)」とのことでした。
富士スピードウェイから車で5分くらいのところに住む渡邉さん。目の前にサーキットも山道もあるのに、仕事が忙しくて走れないのが悩みです。
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