第4戦はタイのチャン・インターナショナルサーキット。過去、優勝にあと一歩まで迫った得意なコース。ただ気になるのはBoP(性能調整用のウエイト)が50㎏もあること。重いです。
予選は、直前のスコールでウェットになり、急遽セットアップを変更して中山選手でスタート。しかしタイヤのマッチングがイマイチでグリップが出ずに1’45.040で21位で終了。
翌日の決勝は晴れ、ドライコンデションで路面は47℃まで上昇していた。スタートドライバーは中山選手。失格したマシンがでて19位からのスタートに。上位のゴール目指し早めのピットインとタイヤ無交換作戦で勝負に出た。
19番手スタートのため最初からプッシュしていきたいのだが、前で蓋されたり、接触を避けた結果スピンしたりと思うようには走れない展開だった。21周目にピットインして小林選手に交替。ここから追い上げて15番手まで上昇したが、残り8周の時に熱中症で朦朧となりコースアウト。トップと9周差の18位でレースが終わった。エアコンが故障したハードな環境でレースを戦った両選手には心から感謝を!
猛暑の8月に今年最長の800kmのレース。第5戦の富士はサバイバルレースの様相でした。コース特性上、パワーのあるGT3勢が有利なので、18号車はとにかく前からスタートし、ピットインのタイミングやタイヤ交換などの戦略で上位を狙う作戦に。
Q1は小林選手が担当。フリー走行ではペースが上がらなかったマシンで、小林選手は1’38.408の12位に。Q2に向け小林選手からのフィードバックでリアサスを微調整し、中山選手がスタート、1’38.352で7位にアップ!
日曜日の決勝はスタート直前から日差しが強くなり気温が上昇。小林選手でスタートです。レースでは開始直後のストレートで、パワーのある競合に抜かれてしまったものの、6周目に作戦通りにピットイン。中山選手に交替し給油して復帰。以降はピットインのタイミングで順位は上下したが、大体10位前後で推移。タイヤは、状況で左側2本だけ交換するなど、できる工夫を全て取り込んで9位でゴールした。この結果3ポイントを獲得しドライバーランキングは7位に。次は菅生での戦い。MCが得意とするコースなので、今年2度目の優勝を期待するとともに応援をお願いします!
バンクのあるコースで、後半バンクを下がるとポイントが期待できない。予選はバンク位置は何とかなったが、車速が乗りすぎてラインを乱してしまう。2本目も同様で、結果32台中25位で通過。決勝の追走は早いムスタングと対戦。先行では良い走りをしたが、後追いで追いつかず、その差で残念な敗退。
初開催のコースなので全員同条件、上位を狙うチャンス。マシントラブルで練習があまりできないまま予選に。攻めの姿勢をアピールし、スタイルポイントが伸びて33台中19位で通過。決勝はFD最速のBMWとの対戦。スタートに集中して食い下がりワンモアタイム!に持ち込む。再度の追走だったがスピードに気を取られラインが小さくなりリードを許す。途中まで互角の戦いだったが惜しくも追走初勝利を逃した。