アップガレージが4輪だけじゃないことは知っているよね。アップガレージには「ライダース」というバイク乗りの強い味方となる専門店がある。そんな専門店に通うオーナー達も紹介しようというのがこのコーナーなのだ。
2012年、ドイツケルンのインターモト2012でデビュー。前モデルZ750からエンジン排気量を拡大してZ800になった。メーターパネルに3面液晶パネルを採用し、ABS付きも用意されるなど充実した装備が特徴。外観では睨むようなヘッドライト、4本のマフラーがきれいに流れながら集合管にまとまるデザインなどが独特。2018年に後継のZ900が発表された。
カワサキZ800の村尾さんも、アップガレージのネットのアンケートがきっかけでご登場いただくことに。
村尾さんがバイクに乗るようになったのは大学3年の頃。それまではバイクへの関心はなく、もっぱら自転車だった。「自宅から学校までの往復25キロくらいを自転車通学していたし、移動はだいたい自転車で、都内をウロチョロしていた」という。
それが「友人のバイクの後ろに乗せてもらったら感動して」バイク好きに。「バイクだと漕がなくて済むし(笑)、風を感じながら走るとか共通しているところもあるし」。というわけでバイクに目覚めた村尾さんは即教習所へ。1カ月後には免許を手にして最初のバイクも納車されていたのでした。最初のバイクはカワサキのニンジャ250SL。しかしこのバイクは1年くらいで追突されて廃車に。「打撲程度で済んでラッキーでした」。で、2台目がこのZ800なのです。カワサキが続いたのは「デザインが好きだから」だそう。
Z800にしてから会社のバイク仲間とツーリングに行ったり、今年は鈴鹿まで行って8耐を見てきたとのこと。サーキットの走行会などにも関心があり「ブーツとかヘルメットとかを揃えたんですが、まだ行けてないんです」と、バイクへの思いはますます熱く。
まだ乗り始めて3年ほど。バイクいじりは「電装系とか便利にする方向で多少やりました。パワーアップとか速くする方向ではないですね。だからエンジンには手を入れてないんです。マフラーだけは変えましたけど」。
今年デミオを買ったが、マツダとカワサキには「デザインで、何か共通性を感じるんです。聞くところによると初代ロードスターのデザイナーの一人がカワサキに移っているとか。ネコ科の動物がモチーフなのもZ800と共通しているんですよ」。
次に欲しいのはカワサキのZX1000Rで、もうじきデビューするというニンジャ250のボディを使った新型車も気になっている。
よく行くのはライダース三鷹東八店。新品と中古パーツが一度にチェックできるから便利。また町田総本店にもパーツ探しに行くが、ついTVゲームをやっちゃうと苦笑。