ハイゼットジャンボは1983年にデビュー。通常の軽トラックは荷物優先のため荷台を極力大きく取り、結果としてキャビンは必要十分なスペースしかないが、ジャンボはキャビンを後ろに270㎜伸ばし、全高も80㎜高くして快適な運転環境を作った。シートがリクライニングでき、クォーターウインドゥが追加されたのが特徴。
荷物を積むのがもったいないような、ピカピカのダイハツハイゼットの荷台にホイールを積んで新潟店に見えた小林さん。「もう1台、130型のクラウンがあるんだけど、もう動かないから予備のホイールを売りに来たんです」と、アップガレージの買取りサービスをご利用になりました。
で、ホイールを積んできたハイゼットジャンボは、この企画初登場のクルマです。普通は作業用のクルマとして乗られることが多い軽トラックですが、小林さんは「通勤用兼遊びクルマ」として購入。今年の4月に購入して、即クルマ屋さんに預けてドレスアップの作業開始。取材した日のわずか1週間前に完成して受け取ったばかりだとか。「普通に乗るんじゃ面白くないからね。前からハイゼットが欲しくて探していたけど、キャビンの大きなジャンボは台数が少なくて」。ようやく探せたのは4月、H30年式を迷わず購入。「買ったらいじろうと思ってフロントのエアロだけ買い置きしていたけど、いざとなったら全部付けたくなって。もうサイドもリアも売ってなかったからショップから注文して」取り寄せたそうです。もちろんパーツとボディは全塗装。フロントグリルもピカピカですが、ワイパーアームまできれいにクロームメッキされているんです!
ところで何故ワンボックスじゃないのでしょうか。「俺一人しか乗らないからね、ワンボックスじゃ空気を運んでるようなものでしょう、それが嫌で。でもジャンボにしたのはキャビンに余裕があって、シートがリクライニングできるから。これが楽なんですよ」と、こだわりのポイントはキャビンの余裕。室内ではシートカバーとハンドルカバー、タコメーターを追加しています。「軽トラなら荷物が詰めるから」と言いますが、うかつにモノは載せにくいようなきれいなハイゼットジャンボでした。
もう1台の所有車クラウンは「いつかはクラウン」のCMの記憶があったから欲しくなったという。リアルタイムに見てはいなくても、影響力のあるCMでした。
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