2017 UPGARAGE MOTOR SPORTS NEWS
SUPER GT D1GrandPrix & Formula D Japan

Photo

Q1で赤旗中断後に再度アタックする川端選手。事前テストで経験を積んだ結果、タイヤのグリップのピークを掴めるようになってきた。

Photo

中山選手(右)に何事かアドバイスされる川端選手(左)。

Photo

川端選手から中山選手への交代を熱心に練習。

Team UPGARAGEwith BANDOHでは、今年、中山選手は変わらないもののセカンドドライバーに川端選手が加わった。川端選手は昨年のFIA F4で開幕2連勝を上げた注目株の若手。

その川端選手で岡山の予選Q1が始まった。いきなりの大役だったが、Q1では1′27.159で20位と本領は発揮できず。Q1突破を0.218秒差で逃してしまった。

「タイヤのピークを掴めるようになったけど、そのピークの時に力が入りすぎて逆効果に」(川端選手)と、ステップアップして初レース、初のQ1と初めて尽くしで力んでしまった様子。

翌日のスタートも川端選手。これはこの開幕戦で、できることはすべて経験してもらおうとの配慮から決まったこと。ここでも赤旗中断があったが、スタートは無難にこなした川端選手、その後は28周目に中山選手と交替するまでポジションをキープした。

中山選手は残り約50周と長いため無理をせずチャンスを待つ走り。途中セーフティカーが導入されるなど動きがあり、チャンスをとらえては順位を上げて最終的に12位でゴールした。ポイントまであと少し及ばなかったが、20位スタートを考えると精一杯の結果だったと思われる。川端選手がこの開幕戦で一皮むけたことを期待して富士の第2戦に乞うご期待です!

Photo

土曜日の公式練習後にセットアップの調整。

Photo

開幕戦のグリッドガールは「なーちゃ」でした。

Photo

後半の長いスティントを走る中山選手。無理をせずしかし速く。

Photo

グリッドウォークで勢ぞろい。

Photo

ピット前にドリエンが立つとすぐに撮影会に。

Photo

チームのトークショー。もちろん川端選手がいじられ役です。

Photo

予選の川端選手起用は僕の判断だった。結果的に突破できず20番グリッドでスタート。だから今シーズン川端選手が経験することを、全てこのレースで終えておこうとスタートドライバーに。急速に経験値を上げて一皮むけてくれないとね。それでシリーズチャンピオンをとる戦力になってくれればと思う。