ライダース カスタムバイク自慢

アップガレージが4輪だけじゃないことは知っているよね。アップガレージには「ライダース」というバイク乗りの強い味方となる専門店がある。そんな専門店に通うオーナー達も紹介しようというのがこのコーナーなのだ。

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この日は筑波の「テイスト・オブ・ツクバ」からの帰り(この取材は2016年11月に行いました)。

  • 全長×全幅×全高=2170×765×1120㎜
  • エンジン=4CC型 空冷4ストローク並列4気筒DOHC
  • 排気量=1188cc
  • 最高出力=98ps
  • 最大トルク=9.3㎏‐f
  • 乾燥重量=232㎏

ヤマハ発動機が製造販売したネイキッドタイプのバイク。先行したXJR400の大型仕様に当たる位置付け。この4気筒エンジンは、当時世界最大排気量の空冷エンジンだった。

ワンボックスにバイクを積んで来店されたのは日原さん。なんでも筑波のレースの帰りに、自宅で邪魔になっていたパーツを売りに来たという。かなりの量で、しかも高価そうなパーツも混じっているように見えますが、「これは、一昨日レースの準備をしているときに、あれも邪魔だ、これも邪魔だってなったから処分しようと思って」。「捨てるにしてもお金がかかるし、ネットで売るのも面倒くさいから」その場でケリがついて、現金で清算して終わるアップガレージにお持ちになったとのこと。

日原さんとバイクの付き合いは18歳で免許を取ったとき以来。「魅力とかあまり考えたことはなかったけど、気付いたらバイクなしでは人生が味気ないって感じに」なっていたのだとか。今では「カミさんから、ボケるくらいならバイクにお金をかけてもいいよ(笑)」とお墨付きが。「ボケ防止になる(笑)」んだそうです。

サーキットを走り始めたのは15年くらい前。仲間が先に走っていて誘われたのがきっかけとのこと。バリバリ伝説などが流行り「自分たちも峠を走ってちょっとは自信があったから、サーキットでも何とかなるら」って走りに行ったら「全然ダメだった(笑)」。「自己流じゃ速くならない、教えてもらわないとダメですね」。ライセンスを取ってすぐレースに出たけど、「上位どころかスタートすらうまくできなかった」のだという。

それからは自分がどのくらいいけるか知りたいから、サーキット通いを。速く走るためには「ち密な計算が必要で、サーキットの先輩である友人に、コーナーの攻め方を教えてもらいながら」走っている。

レースの前の晩は、「ワクワクするけど、半分は怖いって気持ちもありますよ。自分の命は大事だから。けど、いざ走り出すと頭の中は真っ白になっちゃう」くらいに集中してしまうのだとか。いまはお子さんが3人とも成人したので、余裕ができてレースも始められるようになった日原さん。趣味とボケ防止(?)を兼ねて元気に走ってください。

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サーキット専用にXJR1200.1996年式を2011年に購入。

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積み下し用のラダーなど、必要な道具類がきっちりセットされる。

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この日売るために持ってきたパーツ類。特に目的がなくても月1くらいは面白いものを探しに来店されるという。