SUZUKI SWIFT SPORTS
スズキ スイフトスポーツ(ZC32S 2011年~2017年)
初代スイフトの登場は2000年。初代はワゴンR+のプラットフォームを用いたが、2代目はプラットフォームを含めすべてを一から開発、これが大成功した。3代目は2010年に登場したが、スイフトスポーツの3代目は遅れて2011年に登場した。パワーアップしたエンジン、国内のスズキ車初の6速MT、強化型サスペンションなど力の入ったモデルで、人気車となった。
きれいなカラーリングのスイフトスポーツのオーナーはminaさん。特にクルマ好きではなかったけど、免許を取るときからマニュアル車と決めていたという。「マニュアルで乗って思うのは、自分でちゃんと運転しているって実感がある」こと。だから「坂道で渋滞にはまったときはATが羨ましくなるけど、それ以外は問題ない」そうです。
最近マニュアルをもう1台増車したのは「並行のフィアット500、丸くて可愛いいお尻が気に入った」から。結果、スイフトは自宅前の駐車場に、フィアット用にもう1か所借りて、さらに友人と共同でガレージも借りているのです。
さらには「もう1台、サーキット用のスイフトが欲しいので、いま頑張ってます」と、スイフト愛は止まりません。
こんなにクルマ好きになったのは「スーパーの駐車場でナンパ(?)されて、スイフトのオフ会に参加してから」らしい。ある日、買い物を済ませ駐車場に戻ると、クルマの横に男が二人。メチャクチャ怖いなと思ったけど「それがスイフトのオフ会への誘いだったんです(笑)」。で、覗くだけと思って行ってみたら話しかけられて。「個性的な人が多くて、いろいろな人との話が楽しくなって、新しい世界が開けちゃった(笑)」。
以来ハマって抜けられないことに。今や自分でオフ会を主催する側になり、「SNSでやりますって宣言すると都合の良い人が集まるんですが、去年は1000人のスイフトオーナーが集まりました。」なんという動員力!なんでも、夏にスキー場の駐車場で開催するとのこと。
こうなると当然クルマいじりも熱が入り、車高調を入れて車高をダウン。アルミはクロススピードの17インチだが、タイヤサイズがかなり特殊で「KENDAとナンカンしか作っていないからアップガレージで買ってます」と、お店のお得意様でした。
フロントマスクのピンクは自分で塗装。クルマ好き友人の輪が広がって、何と前号にご登場の鈴木さんがクルマいじりの師匠なんだそうです。なるほど上手なわけです。
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